shizuto on languages

言語好きの組込みプログラマが言語から言語じゃないものまで語ります。On y va!

ドラッカー風エクササイズ

今のプロジェクトに参加することになって、まずはアジャイルサムライからヒントを得ていろいろやってみようと思った中で、まずやってみたのがドラッカー風エクササイズ。
これは、いい。
ドラッカー風エクササイズといえば、「自分は何が得意か?」「どうやってこのプロジェクトに貢献するつもりか?」「何を大切にしているか?」「他のメンバに何を期待されてると思うか」というのを、それぞれ正方形に近い付箋に書き出してもらって、発表してちょっと話し合うこと。

これはもう、すぐに効果を発揮してくれた。
メンバー同士、お互いにどんな人かも、どんな実力かも分からない中で動き出したプロジェクトだったところでやってみて、もやもやっとしてたのがずいぶん晴れた。実力のほどは、やっぱりソース書いてもらったりしないと分からないのだけど、どんな考えで取り組もうとしているのかはずいぶん分かった。

有意義に仕事をするっていうのも、いろいろあるもんだ。

仕事を振るときに、「この人にこの仕事だったら喜んでやってくれるかな−」とか、「これは嫌がられそうだけど、ちゃんと説明してやってもらおう」とか、ずいぶん当たりが付けられるようになって、みんな今までより楽しく関われるようになったんじゃないかな−。

そして、新しいメンバーが参加したとき、さらにドラッカー風エクササイズが一番生きた。既存のメンバーは一度書いているので、と説明してちょろっと書いてもらって、30分ぐらい自己紹介&話し合いをしただけで、だいぶその人がどんな人か分かった気がする。今までに関わったプロジェクトだと、プロジェクトが終わりそうな頃になってもまだよく分からない人いたもんなあ。

さて、あとはしっかりプロジェクトを進めないとね。
プロジェクトを無事に終えたところで、アジャイルの手法いろいろやってみてよかったなと言ってもらえないと意味がないからね。